ボロは着てても心はニシキ

・・・カザレ。(何




先の週末、世間を騒がせていた2つのスポーツニュース。
ひとつは東アジア選手権で史上最低の結果を残してしまったサッカー日本代表
もうひとつは公式制服を着崩し、また直後の会見で不遜な態度をとった五輪代表の国母選手。
正直テレビ離れ、というかマスコミ報道から離れて久しいので、詳しいことは知らないのだが
この2つの事象を外から見てると、今の日本の若者事情ってのが少なからず見えて来る気がする。
(ってたかだか30歳の人間がこんな言い方するのもどーかとは思うけどノ△`)


今も昔も「カッコイイ」という評価は、モテるためには必要不可欠な条件であると思う。
事実この30年、何度となく辛酸をなめさせられる日々を過ごしてきたわけですorz
しかし、・・・これを「単なるモテない男の僻み」ととられてしまうと立つ瀬がないのだが(;´△`)
今(に限らないのかもしれないけど)の日本人は、”見た目だけカッコつける”ことに執着し過ぎて
内面から湧き上がる、本物のカッコよさを持った人間があまりにも少な過ぎると思う。
見た目や形にばかりこだわって、一番大切な成果や結果に対しての貪欲さが足りなさ過ぎやしないか??
言うことだけはデカいくせに、実際にやって残したものは小さいって言うんじゃ、いくらカッコつけても台無しだ。
そんな中身の伴わないカッコよさよりは、たとえ過程は泥臭くても、がむしゃらに勝利を求め続けて
最後にはそれを手に入れた姿の方が、ひとりの男としてはずっと素直に「カッコイイ」と思えるんだよね。




先日、NGPのファン仲間と話をしている中で、こんな言葉が出た。


「最近、(ポッシのメンバーが)汗だくになってる姿を見た記憶がないなぁ・・・」


もはや証拠隠滅するがのごとく、公式サイトからはPDFファイルが抹消されたようだが(何
Wikipediaに転載?されたNGPのスローガンには
「女の子がさわやかに汗をかいている姿をライブ感覚でお届け!」とある。
間もなくちょうど2年前、「ラヴメッセージ!」の発売イベントを見に行った頃は
当時の衣装の影響も多少はあったとは思うが、毎回汗だくになって歌っていた記憶がある。
季節は全く同じ、真冬の2月。今のポッシボーのみんなは、はたしてどうだろうか。


同じく今ではほとんど語られることのなくなった、昔のポッシボーのコンセプト。
「自然をこよなく愛する、 未知なる可能性と天然のドン臭さが武器」
今では見違えるほどに綺麗になった彼女たちだが、その姿は本当に「カッコよくなった」と言えるのだろうか。
ドン臭くても、目標に向かって一生懸命頑張っているのなら。それは決してカッコ悪くなんかないと、オレは思うよ。


子供たちに人気のヒーローやヒロインだって、いつもいつも強くてカッコイイわけじゃない。
時には強大な敵に傷つけられながらも、努力して、さらに強くなって、再び敵に立ち向かっていく。
そんなひたむきな強い心を持っているからこそ、人々はその姿に魅了されていくんだ。
ポッシボーのみんなにも、ぜひともそんなグループになって欲しい。
汗をかいて、歯を食いしばって、さらなる高みを目指して走り続けて欲しい。
外見をメイクやドレスで着飾るよりも、オレたちにはそんな姿の方がずっと輝いて見えるんだから。




TUBE - 傷だらけのhero

歌詞:http://music.yahoo.co.jp/lyrics/dtl/KAA008010/AAA143204/