今という時は今しかないから

キャナァーリ倶楽部 「えり〜な卒業について」
2009年6月14日のキャナァーリ倶楽部ライブでえり〜ながキャナァーリ倶楽部を卒業することを決定しましたので、ここで発表させていただきます。


プロデューサーとして、キャナァーリ倶楽部がインディーズでの活動を続けながらこの先のナイスガールプロジェクト!の中で、どういった役割を担っていくことがナイスガール全体としてのスキルアップやアーティストとしての評価アップにつながるかを常々見つめています。


そんな中で約2年3か月やってきたえり〜なは一旦キャナァーリ倶楽部を卒業し、舞台やテレビ、映画においての女優業を中心に活動させることに決めました。
もちろんナイスガールプロジェクト!全体のコンサート活動や、CD発売を含めたソロ活動であったり、ユニット活動であったりの歌手活動をしていくことも視野に入れています。


そうすることによって、この先のナイスガールプロジェクト!全般の活躍する場の広がりが見えてくるので、この時期を境に新しい活動をしていくというのは、非常に良いタイミングだと考え、発表させていただくこととなりました。


これまで以上にえり〜な、キャナァーリ倶楽部、そしてナイスガールプロジェクト!を応援くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします!




NICE GIRL プロジェクト! つんく♂
http://www.nicegirlproject.jp/090502_erina.php


1月のりっぽんもそうだし、今回のえり〜なもそう。
「まさかあるわけがない」と多くの人が思っていたであろうNGP現場での”卒業”。
それがこの半年で2人も出てきてしまったことは、ポッシ派の自分としても
少なからずショックな出来事であった。


今回のえり〜なの場合はNGPには残るという話だし、彼女の経歴や努力している姿を見れば
ソロになっても充分過ぎるほどの活躍を見せてくれるだろうことは容易に想像は出来る。
でもそのためにキャナを卒業する必要があるのかと思えば大いに疑問は残るし
なにより”キャナァーリ倶楽部のえり〜な”が見られなくなってしまうのは残念でならない。
・・・とここで何を述べたとしても、彼女がキャナを去ってしまうのは変更の利かない事実。
彼女が当日、必ずや素晴らしい卒業のステージを魅せてくれることを、応援してやまない。
出来れば自分もその場で、彼女の卒業式を盛り上げてあげたいとは思うんだけどね。。。




さて、今回こうして”卒業”というシチュエーションを目の当たりにしたことにより
自分の中に秘めていたあるひとつの想いが、どんどんと大きくなってきている。
(実際はりっぽん卒業前後あたりからじわじわと考え始めていたのだが)
今回はそんな想いの一端を、表に晒しておこうかと思う。


※以降は完全に自慰的な内容なので、読み飛ばしてもらっても一向に構いません








自分は昔、”矢口真里”という応援対象を突如失った苦い経験がある。


ちょいと足を運べば普通に会えたあのコに、突然全く会えなくなっちまった経験が。




当時は既に「もう”娘。”は卒業してソロ活動しちゃえばいいのに」なんて言っていたが
実際その状況に立ち会うことになった時には、かなりのショックを受けた。
(まぁ想定していた方式とはかなりかけ離れた内容ではあったのだが)


気軽に彼女の歌声が聴けていた環境から、いきなり突き飛ばされたあの日。
「こんなことなら、もっと真剣に彼女に接しておけばよかった」
幸いにもテレビで彼女の笑顔は見られる環境は残されたけれど、それが逆に
そんな後悔の念を積もり積もらせてしまう日々を過ごさなければならなかった。




もちろん、彼女のしたことは到底許されるべきことではないのであろう。
でも個人的には、彼女自身に対する憤りみたいなものはさほどなくて
ただただあのコの歌が聴けなくなったことがツラかった。


あれから4年、様々な逆境にも心折れることなく前へ進み続けた彼女は今
自らの失策で失った”歌手”という立場を、自らの力で再びその手に取り戻し始めている。
あの頃とは違い、今ではそれほど熱狂的に彼女を支えるヤツではなくなってしまったけど
それでもつい先日まで”歌手 矢口真里”の復活を熱望していた自分にとっては
非常に喜ばしく、また心から「頑張って欲しいな」と願いたくなるニュースであった。




で、今。自分は”大瀬楓”というコを応援対象としている。


彼女は文字通りの「天真爛漫」な女の子。時々大暴走することもあるけれど
基本的には真面目で一生懸命、すごく素直で他人に優しい女の子である。
ひとつのところに留まっていることが大嫌いで、何かひとつの目標を達成したら
すぐに次の目標を設定して走り出してしまう・・・妙な喩えだがまるで「回遊魚」のようなコである。




見ていてすごく楽しいし、とても応援し甲斐がある女の子なんだけど
そんな彼女だからこそ、ずっと付きまとう不安もある。
彼女は小さい頃から歌手を目指していて、今ではその夢を見事に叶え
またさらなる成長を目指して引き続き努力し続けているが、その向上心の強さが
突如として彼女自身を今ある環境から未知の世界へと羽ばたかせてしまう懸念があるのだ。
オレなんかでは到底手の届かない、ものすごく高くて眩しい世界へと飛び立ってしまう不安。
それは本来とても喜ばしいことではあるのだが、本音を言えば会えなくなってしまうのはやはり怖い。


先日の誕生日当日イベント、本人も楽しそうにしている姿にこちらも大いに楽しませてもらいつつも
「もしかしたら来年は、こうして誕生日を祝ってあげることも出来ないかもしれない」
そんなある種の”覚悟”みたいなものを胸に秘めて、彼女の歌声を聴いていたのである。




だから今。自分は彼女に対して出来る限り全力で接することにしている。
全力で応援して、全力で楽しむ。全力で笑いあって、全力で感動しあう。
本当はずっと彼女の笑顔を見ていたい、ずっと彼女の歌声を聴いていたい。
でもいつかはきっとやってくる”旅立ち”の時に、かけらでも後悔を残すことはしたくない。
だから今は持てる全てを出し切って、彼女に逢える”今”を大切にしよう。そう心に決めたんだ。


大瀬楓という女の子が、今のオレにとっては世界で一番大切な女の子だから。
彼女に夢を叶えてもらうために、にい☆彡は大瀬楓に逢いに行く。