一夜明けて


あの横浜の暑さは夢か幻だったのかと思うくらい、今この肌に感じる晩夏の風は爽やかで涼しくて。
もしかしたら、誰よりも熱いハートを持ってる彼女が
卒業の手土産に今夏の暑さを全部持ってっちゃったのかもしれないなぁ、なんて
気取ったことを一人思っては自嘲する・・・今日はそんな一日を過ごした、にい☆彡です。


心に深く刻まれた大きな感動と、身体に重く圧し掛かったハンパじゃない程の疲労(ノ△`)を
なんとか翌日から真っ当な社会人生活を送れる程度にまで解放しようと試みた卒業ライブ翌日に
のんびりしながらもいろいろと考えたことを、とりとめもなく書き連ねてみました。
めちゃくちゃ無駄にめちゃくちゃ長いので隠します。開く際には相当の覚悟を!(超何







2009年8月22日、大瀬楓はTHEポッシボーを卒業した。
発表は確かに突然ではあったけど、彼女の性格を思えば充分に予想・理解は出来たし
何より「大瀬楓を全力で応援する」「大瀬楓を手抜きせず愛する」という目標は
この2年半ずっと貫き通すことが出来たから、このひとまずの見送りに悔いはない。


「あのコはきっと戻ってくるって、だからそんなに悲観的になるなよ」
活動休止中、周囲で凹んでいる彼女のファン仲間に対し
自分はそんなことを思ったり、たまに直接声を掛けてみたりしていた。
恐ろしいまでに自らを美化して言えば「自分はみんなより今回の件を前向きに捉えてる」。
卒業の日を迎えるまでは、自分はそういう”オトナ”な人間なんだと思ってた。




でも実際に卒業の瞬間を目の当たりにし、それに対する周囲の反応を見てからは
それが大きな思い違いだったのではないかと、自らを強く苛まずには居られなくなっている。


周りのみんなが彼女に贈っている、「卒業おめでとう」とか「今までありがとう」という言葉。
とてもじゃないけど、今の自分にはそんな言葉を掛けてあげられる勇気がない。
「おめでとう」「おつかれさま」「ありがとう」「がんばれ」「すきだったよ」「げんきでね」
そんな”区切り”の言葉を一度でも口にしてしまうと
今後もう二度とあの笑顔には会えなくなりそうな気がして。
そう思ったらメチャメチャ怖くて、口にするどころか文字に起こすことすら出来なかった。




彼女にこれまでもらってきたもの、まだ全然返せていないもの。
彼女が目指すものへの応援やサポート、まだまだ全然出来ていないもの。
そして・・・オレが彼女を愛する気持ち、絶対に終わらせたくないもの。




諦めの悪いオレにとっては、今回の卒業は決してゴールではない。
新たな目標へ向かう彼女にとっても、今回の卒業は決してゴールではない。
だからここで区切ったりはしたくない。醜くても泥臭くても、何度転ぼうがただがむしゃらに
これからも前へ前へと走り続けて行きたいんだ。
彼女には、ずっと笑顔でいて欲しいから。
彼女の笑顔が、更に前へと走り続けるオレの原動力となっているのだから。








時間を少し戻して。
卒業ライブの2週間くらい前から前日まで、実はポッシの曲を聴くことが出来ずに居たんだけど。
その時、毎晩のように聴いてたのがこの曲。


【B'z RUN】


あの笑顔を追って駆け抜けた2年半の思い出と、詞の内容や曲の雰囲気がオーバーラップして
「しっかりと送り出してやろう!」という想いを盛り上げてくれた曲なんだ。
そんなこの曲の1コーラス目、サビ前にあるこの歌詞。

時の流れは妙におかしなもので 血よりも濃いものを作ることがあるね


彼女のご家族・・・言い換えれば彼女の”血(血縁関係)”の濃さ・温かさは、周囲から見れば
半ば呆れるほどに素晴らしいものだということは、よく知られているけど。
大瀬楓というコに出会い、一生懸命応援し続けてきたこの2年半。
大瀬楓というコが引き合わせてくれたたくさんの仲間と、一緒に過ごしてきたこの2年半。
彼女の存在があったからこそ作り上げることが出来た、オレの心の中にある「血よりも濃いもの」は
”大瀬家の血”というドデカいライバル?が相手であっても、自信を持って戦いを挑めるくらい
濃くて温かいものだと、胸を張って言える。


ま、そもそも”大瀬家の血”が流れている彼女から与えてもらったものだから
似たようなものが出来あがるのは自明の理、みたいなところもあるだろうけどさ。
なにはともあれ、この2年半の間に、何にも代え難い宝物を与えてもらったのは確かなこと。
素直に感謝の言葉を述べさせていただきます、本当にどうも、ありがとう。




このライブ映像の冒頭で、稲葉浩志さんがファンに向けて語った言葉。
ちょっと変えるだけで今の自分の心境にメチャクチャ同調してしまったので
最大限の敬意を表しつつ、コソッとパクってシメのコメントとさせていただきましょう(何

オレたち ずっと今まで楓を応援し続けることで いろんな景色を見せてもらってきました
そしてそのドラマは本当に感動的で 愛しくて かけがえのないものです
早くたってゆっくりだって とにかく走り続ければたどり着ける場所があるということ
教えてくれたのは楓なんだよ


そうやって今日たどり着いたこの場所 ここ横浜BLITZで今こうやって見てるこの真っ赤な景色
これはもう本当最高です
ぜひお互いこの瞬間を しっかり胸に焼き付けて
また今度笑顔で会える日まで ゆっくり走り続けましょうよ ね?


また会うんだぞ 約束だぞ


今まで楓がオレたちにくれた 全ての笑顔に心から感謝します
どうもありがとう


Let's run, run for your life.
生きて目標に向かって走り続ける限り、オレたちは決してひとりじゃない。
たとえ直接顔が見られなくても、たとえ直接話が出来なくても。
にい☆彡はずっとずっと、大瀬楓の味方です。