船頭多くして船・・・どこへ？

日頃巡回させてもらっているブログに
こんな記事があったのでご紹介。

プロデュースのいいとこどり、ってのは存在しないのか？
「そっと軍団のそっと見守るブログ」
http://plaza.rakuten.co.jp/possitoki/diary/201004120003/

いつもお世話になっている方のブログなので
何か意見があれば直接コメントするのが筋なのだろうけど
長くなりそうだし、ちょいと話がズレる気もしたのでこっちで。
まぁトラバ（みたいなの）送り合うのもブログっぽくていいじゃない？（ノ∀｀）

さてさていきなりちょいとズレた話をすると（何
最近の、というかここ１〜２年？のNGPを見てると
「相互の意思の疎通が取れてないなぁ」と感じることが多い。

ももクロもNGPも、お世辞にも規模が大きいとは言えない現状の中で
メンバー＆スタッフと客の距離が近いのはひとつの利点であるわけだが
そんな彼女ら＆彼ら（※NGPに限る）と会話してる中で
こっちが知ってる情報を向こうが知らないことって多々あったでしょ？
その相手がメンバーであれば、スタッフのサプライズって可能性もあるけど
（まぁ「イベント静止させるほど驚かせなくても」と思うけどさ）
既に公式サイトやブログに載ってる情報なのに、メンバーはおろか
スタッフさんの一部にも「よく知ってるね」「どこで調べたの？」って
驚いちゃうような人が居るってのは、さすがにどうなのかと。

その後もちょくちょくお話させてもらったところでわかってきたのが
どうやら彼らは自分の担当以外の情報をほとんど共有してないらしいこと。
例えばとあるCDやDVDの販促担当の人は、それらのリリース日は知ってても
それらを売るためのライブやイベント日程とかほとんど把握してないし
逆にイベントの運営を担当する人は、その商品がいつ発売されるのかを知らない。
大きな企業が「全社を挙げて取り組んでる」っていうものならわからなくもないが
（いやまぁその点はむしろ大企業の方がしっかりしてるかもしれないけど）
仮にも”プロジェクト”という名を冠している小さなプロジェクトチームが
一個集団としての意思統一をまったく図れていないのである。

確かに一人で全てを担うのは大変なことだし、
複数で分担するのは決して悪いことじゃない。
でも、自分のやってる仕事がどこに帰結していくものであるのかを
個人個人が把握出来ていないっていうのはいかがなものかと。
それぞれがきちんと向かう方向を見定めた上で、それぞれの役割を果たさなければ
いつまで経っても目標の達成なんて見込めるはずないと思うのだが、どうだろう？

冒頭に軽く引用した日本のことわざに
「船頭多くして　船　山に登る」というのがある。
だが今や、まかり間違って「船が山に登っちゃった」としても
どこかにたどり着けたのならまだ良い方。
現在の彼らは、多くの船頭がそれぞれ正反対の方向に一生懸命漕いじゃってて
同じ場所から一向に動けていない状態に見える。

仮に彼らの指揮官が史上稀に見る有能な人物だったとしても（←どゆ意味だ
仮にその兵士たちが後に伝説となるほどの猛者揃いだったとしても（←だから（ｒｙ
倒すべき敵を全員が理解してなかったり、進むべき目的地を全員が把握してなければ
いくらそれぞれが頑張ろうとも、天下統一など永遠に出来るわけがない。
「チームとして戦うこと」がどういうことかってのを、もう一度考えてみて欲しいなぁ。

・・・実を言うとこの文章、昨日のうちには書き切れなくて
行き掛かり的に今日の公開になったわけなんだけど
まさかその今日になって、ももクロとNGPの違いが結果に表れたかのような
上記の情報が出て来るとは夢にも思わなかったよ。。。（ノ△｀）