2010年総決算・その2

いよいよ2010年も残り3日となりました今日この頃、
皆さんいかがお過ごしですか?
私にい☆彡はと申しますと・・・どうやら風邪引いた模様ですorz
昼間には友人に誘われた別アイドルのライブを見に行った後
キラコンの会場推し(←ぉ)をして忘年会の予定だったのですが
終日続いたのどのイガイガに加えて熱っぽさが現れてしまったため
晦日へ向け大事を取って帰宅、早めの就寝と相成りました。
ブログの更新も後手後手に回っちまってる現状ですが
なんとか年内5回更新だけはきっちり間に合わせようと思ってますので
どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _;)m




さて本編。仕事が忙しい時期を乗り越え、最近また
NGP現場に通える日が多くなってきたにい☆彡なわけですが
何故か手にして帰るのは他のアイドルグループのCD・・・
ってことが多くなってまいりました(ノ∀`)
ありがたくもお付き合いさせていただいてる方々が
それだけ他の現場に通い始めちゃってることの表れなわけで。


今年中盤には「戦国時代」なんて言葉が一時ブームになるくらい
数多くの人物やグループが存在する現代のアイドル業界。
様々な人伝手に話を聞いたり、ごく稀に自分で見に行ってみたりと
自分もいろいろな情報を仕入れては、NGPとどんな違いがあるのか
比べて見たりすることも以前より確実に増えてきた。




直近の話題からピックアップすると、先日とあるグループのライブでは
音響トラブルがあったから?という理由で、入場した全ての人に
料金の3000円を全額返還するという一件があったらしい。
(しかも釣り銭が出ないよう、イベント中に大量の千円札を用意したとか)
その気概に心打たれた観客は、返金された3000円をその手に握りしめたまま
グッズの物販列へと並びに向かったという話だそうな。
当該スタッフさんのプライドというか、プロ根性が如実に表れたこの話は
自分の眼に鮮烈な印象を焼き付けた。
別にこのエピソードを引き合いに出して、「失敗したら返金するべき」などと
ケチ臭いことを提言しようとするつもりは微塵もない。
ただプロとして、自らにそういった重圧を課して仕事に立ち向かうべきだし
それを体現してみせたからこそ、多くの人々の心をつかんだんだと思う。


また今日、ちょうど日中は時間が空いていたのと
入場料がドリンク代の600円だけと格安だったこともあり
六本木morph-tokyoというライブハウスで行われた
hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)」のライブにお邪魔してみたんだけども
そこではカバー曲も含めた持ち歌、全54曲(!)の中から
お客さんを交えての抽選でその場でセットリストを決めて歌い繋ぐという
非常に面白いライブを行っていた。
事前のリハーサルなど出来ない手法にもかかわらず、
3人のメンバーのパフォーマンス・音響や照明のスタッフさん共々
ひとつのミスもない全13曲の素晴らしいライブは、600円程度の入場費のみでは
申し訳なくなってしまい、思わずシングルを買ってしまうほどのものだった。




上記はホンの一例、世の中にはまだまだたくさんのアイドルグループがいる。
メンバー自身の頑張りはもちろんのこと、様々な手法を打ち出しては
客を楽しませようと共に尽力するスタッフさんを含めて、それぞれが
より多くの人々に自分たちの仕事を知ってもらおうと努力している。
そんな”ライバル”たちの姿を見た後で、NGPに目を戻してみると・・・


定刻通りに開場・開演した記憶がほとんどない
物販での手際がいつまで経っても良くならない
ライブ中オケを平気で飛ばす、マイクは頻繁にハウリングを起こす
「×購入金額 ○購入商品数」で数えられ、単価格差の生まれる握手会
その他、自らの怠慢が招いた遅れを当然の様に客へ押し付ける


・・・これでは既存のファンが他に流れても致し方ないと言えよう。




表舞台に立つ人が単独であろうと複数であろうと、人が行動するためには
数の大なり小なり、その人を支える人々の存在が必要不可欠である。
そしてその表舞台を”見る”側は、舞台上に立つ人だけでなく
周りで支えるスタッフの仕事ぶりを含めて全体を評価する。
いくらメンバー自身が努力をし続けていても、その周囲で支える人々が
少しでも努力を怠れば、表に立つメンバー自身の評価が下がってしまうのだ。
たとえスポットライトを浴びることはなくとも、少しでもステージに携われば
それら全ての人々はそのグループにとっての「顔」となるのだ。
ぜひともそのことを肝に銘じて、物事に取り組んでいただきたい。


先日、某社長は雑誌のインタビューにて

「(自身がプロデュースするグループの)ブランド力は保っておきたい」

という発言をしたと聞く。
商品のブランド力を固持することだけに注視するあまり
その商品自体のクオリティが下がるようなことがあっては
本末転倒だと思うのだが・・・
”名”を取るばかりでは人の心はつかめない。たとえ見た目は泥臭くても
確かな”実”を勝ち取れる人に成って欲しいものです。